都市OSとスマートシティの実現

Calculator and alarm clock on money concept for time is money or tax and savings deadline

OSとはオペレーションシステムの略語です。

アプリケーションや各種デバイスを動かすために必要となるソフトウェアのことを指します。 

パーソナルコンピュータやスマホには、さまざまな機能を有するアプリケーションがあります。

例えば、excelやwordなどの表計算ソフトやワードプロセッサー、アプリゲームなどがそれらに該当しますが、通常、このような機能はOSごとに開発されます。

そのため、windowsでは動作可能であるが、Macでは動作不可能という機能も存在するという事になります。

また、スマートフォンでリリースされているゲームアプリに関して述べると、グーグル社が提供するアンドロイドOSとアップルが提供するアップルiOSでは片方で動作可能でも、もう一方では動作不可能といったゲームも少なくありません。

両方のOSで対応化なアプリケーションももちろんありますが、基本的に両者で使用できる

アプリの種類や質は同じではありません。

これはスマートフォンにも当てはまり、グーグルのアンドロイドOSとアップルのiOSでは使えるアプリの種類や数・質が異なります。 

 

しかしながら、OSが登場することによってプログラムを共通利用できるようになり、その利便性は過去のコンピュータとは比べ物にならないくらい向上しました。

都市OSは、他の都市や企業、研究機関などと連携を図るとともに、都市に保管されている非常に莫大なデータを蓄積・分析するシステム基盤のことです。

今まで日本では、ある情報が必要になった場合、全国の各都市それぞれで独自のシステム構築し、そのシステムを採用してきました。

 

各都市独自のシステムや考え方であったため、1つの都市が便利なシステムやサービスを構築したとしても他の都市へ水平展開したり、複数の分野に水平展開することが非常に困難でした。

こうした状況を改善するために、システムやデータなどの規格を統一した都市OSを構築することによって、都市と都市間でのデータのやり取りや、サービスの連携を可能にしようと試みているのが昨今の流れです。

海外では、アメリカ、カナダ、イギリス、デンマーク、オランダ、エストニア、シンガポール、中国などが積極的に都市OSを活用したスマートシティを実現をしています。

今後、どのような形で日本版都市OSを活用したスマートシティの実現がなされるか注目です。

 

※千葉県八千代市に本社を置くサンファームネットは、スリランカにおいて優秀な開発チームを持ち、システム開発(ソフトウェア開発)、ネットワーク構築、販売・商品・顧客管理、ホームページ作成、データエントリーシステム、各種システム導入支援など、お客様にとって最適なITを用いた解決策をご提案することができます。