事業の柱となるコンテンツをある程度成長させた後、次のビジネスを展開する際に同じくらい成長させるのは至難の業です。
例えば、次なるビジネスの成長を促すために、スマートフォンのアプリケーション上に数多くのアイコンを設置しても、また、ナビメニューを複数用意してもアプリケーションの利用は伸び悩みます。
決して広くはない、スマートフォンの画面において一昔前のホームページのようなアイコンやナビメニューを「ひたすら並べ設置する」といった手法は複雑・煩雑化しやすいためです。
そこで、アプリケーションをその都度ダウンロードしてもらうこと、また、継続して使い続けてもらうのことが非常に難しくなって来たことを受け、アプリストアを経由せず、必要な時だけロードされるようなシステムが作られました。
このようなシステムを初めに積極的に採り入れたのが、インドネシアのGO-JEK(ゴジェック)であり、中国ではAlipay(アリペイ)などが挙げられます。
yahooとLINEの経営統合によるスーパーアプリの実現だけでなく、ソフトバンクもその開発に乗り出しています。
今後、日本でもスーパーアプリの実現が期待できそうです。