オンラインストレージ(クラウドストレージ)の活用

オンラインストレージ(クラウドストレージ)とは、インターネット上にデータを保存することができる環境の事です。

通常のパソコンに搭載されているハードディスクやSSD、スマートフォンやタブレット型端末に予め用意されている記憶保存領域と同様に、データの保存・引き出しができるサービスの事です。

 

オンラインストレージ(クラウドストレージ)サービスを利用することで、ハードディスクなどの記憶媒体をご自身で用意しなくともネット環境さえ整えば、データのバックアップなども行うことができます。

そのため、データを紛失・破損した際にオンラインストレージにバックアップしておけば、いつでも復旧が可能となります。

また、動画などの大容量データは、データの送受信に時間がかかるため、オンラインストレージにアップロード、またオンラインストレージからダウンロードすることで、大幅な時間短縮が可能となります。

その他にも、オフィスにいるときはPCから、外出先ではモバイルやタブレット端末からアクセスすることができます。大人数で管理・共有する場合にも、同時に同じファイルを閲覧・編集することも可能です。

 

上記のようなメリットがありますが、もちろん使用する際に懸念となる項目もあります。

①大規模なサーバダウン

 

ヒューマンエラーや不正アクセス、サイバー攻撃などによってオンラインストレージを利用しているサーバが停止してしまうと、使用したいファイルにアクセスすることができずに業務が行えなくなってしまいます。業務が行えなくなると、クライアントに甚大な影響を及ぼしかねません。それだけに留まらず、データの消失の可能性もあります。

悪意のある不正アクセス、サイバー攻撃やヒューマンエラーはなかなか防ぐことが出来ません。そのためサーバが停止してしまう状況に備えて、常日頃からデータのバックアップを取得しておくことが大事です。

ハードディスクやSSDにデータのバックアップを保存しておくことで、サーバが停止してしまっていても業務が行えない状態を防ぐことができます。

また、1つのオンラインストレージ(クラウドストレージ)サービスを利用するのではなく、バックアップを取得するために複数のオンラインストレージ(クラウドストレージ)サービスを契約しておくのも1つの手です。

 

②不正アクセスによる情報漏洩

 

外部にデータを保存するオンラインストレージ(クラウドストレージ)サービスは、不正アクセスによって個人情報が漏えいしてしまう危険性を持っています。複雑なパスワード設定や、セキュリティ対策が必要不可欠となります。

オンラインストレージサービスはビジネスに欠かせない機能の1つですが、クラウド上にデータを保管するため、セキュリティ対策がしっかりしたサービスを利用することが重要となります。

 

※千葉県八千代市に本社を置くサンファームネットは、スリランカにおいて優秀な開発チームを持ち、システム開発(ソフトウェア開発)、ネットワーク構築、販売・商品・顧客管理、ホームページ作成、データエントリーシステム、各種システム導入支援など、お客様にとって最適なITを用いた解決策をご提案することができます。