ゼロトラストネットワークでは、全てを信頼しないことから始まります。
例えば、外からアクセスを試みたデバイスに対して、アクセスの度にセキュリティレベルをチェックします。
その後、安全性が確認できたデバイスだけをアクセス許可にします。
安全性の確認は
①ネットワークにアクセスしてきたデバイスにインストールされているセキュリティ対策ソフトが、最新のものであるか
②ネットワークにアクセスしてきたデバイスそのものが、企業内で登録された端末であるか
③ネットワークにアクセスしてきたデバイスがウイルスに感染していないか
④すでに外部に漏洩しているIDを使用していないかどうか
…例えば、以上のような項目をアクセスがある度に毎回自動で確認するプログラムを用いてチェックします。
ゼロトラストネットワークを導入することで、ファイアウォールやセキュリティ対策ソフトを導入するだけでは不正アクセスを防げない情報や資源を防御可能になる点が最大のメリットと言えます。