また昨今ではライフログという言葉は、このような生活や活動、行動のデータの事を指し示すことが一般的です。
近年で言えば、Apple Watch(アップルウォッチ)がライフログを簡単に行えるツールです。
電子決済(決済履歴保存)、通話、地図・ナビアプリ、アラーム・タイマー、音楽再生、睡眠時間記録、写真撮影…など、様々な機能があります。
ライフログをとることで、普段の生活記録を見える化し、自身の健康状態を把握することができます。その結果、生活の質の向上を図ることが出来るのです。
現代人の生活において、ライフログのデータを収集し活用することはとても重要なものに思えますが、一方で危険性も持ち合わせています。
一見すると、個々のライフログだけでは情報としての利用価値があまりないものであったとしても、複数のデータを集積したり、組み合わせたりすると個人を特定出来てしまう可能性があるからです。
ITの恩恵と、個人情報の保護は非常に重要な関係がありますがこの点は注意が必要です。